Demolitio(解体)
今日(23日)迄20数年間住み慣れた我が家から新居での初めて朝を迎えました。 新居での生活がスタートです。   思い出の家が24日からいよいよ姿を消して行きます・・・
陰も形も残す事無く消えてしまう我が家を残しておこうと思い
ます。 
2006年 
2月23日【木曜】 薄曇
明日に迫った解体準備。 午前中はカメラマンの酒井さんが障子を取りに来ました。店舗の障子と思っていたのですがやはり自宅の障子を持って行って欲しかったのでお願いしました。 ついでに
色々な品物を処分がてら持って行って貰いました。 撮影時は懐かしいし、処分しなくて済むと思うと嬉しいです。
 午後は東電により電気配線の撤去。昼間はさほど気にはなりませんでしたが、夕刻になると電気の有難さを痛感するのでは・・・
冷蔵庫内の食品 先程迄使用していた電子レンジ、炊飯器、デジカメのバッテリー、etc。  作業は20分程度で無事終了。 並行してリサイクルショップが調理台を引き取りに来ました。 まさか運び出しを手伝うとは考えもつきませんでした。 マッサージ代位で買って欲しかった。


 物が無くなり声が響く様変わりした家内の撮影。
2月24日 【金曜日】 
朝現場に行くと未だ作業員の方は来ていませんでした。 9時過ぎになり解体屋さんと最終的な打ち合わせをしました。 当初の
(残土見積もり)4tトラック2台と言う事だったのですが3台位に成りそうです。 作業が開始されました。まずはガラス、紙類、プラスチック、木類と選別しながら店舗から運び出されました。 4人での作業は早いです。 次から次と荷持つが片付けられていきます。 話には聞いていたのですが本当にこれ程早いとは思いもしませんでした。 寂しいのと速さに呆気に取られてしまいました。
 新居では洗面所の鏡の交換があるので帰宅しなければならないので午後もう一度現場に来て見る事にしました。
2月25日 【土曜日】 曇り
昨日は午後現場に行く事が出来なかったので作業前に写真撮影。
店舗はガラスも取り外されあれ程あった荷物が綺麗に運び出されいました。自宅も押入れ、箪笥の中から荷物が片付けられていました。
何もなくなると尚更広く感じられました。 探していた鍋が思いがけなく見つかりました。と言ってもまさか見つかるとは思っていなかった品物だけに嬉しかったです。 もう少し早く行けば全部揃っていたと言う事だったのですが・・・  
2月27日 【月曜日】 晴
今日は風が強く寒い日です。午前中は現場に行く事が出来なくて午後
行きました。店舗内は天井、壁が剥がされ梁を見る事が出来ました。店舗建設時は関わらなかった為、初めて見る事が出来ました。 今迄こんな基礎になっていたとは思いもしなかったので驚きました。 鉄骨が基礎に組まれていたとは考えられませんでした。  建設するのには時間が掛かるのに壊すと言う事は本当にアッと言う間に姿を変えてしまう物だと改めて考えされられました。 自宅に上がると気付いたのは、店舗の屋根が綺麗に剥がされていたのに気が付きました。2台あるトラックの1台に瓦が積み込まれていたのですが撮影する事はできませんでした。
2月28日 【火曜日】 晴
今朝重機が前の空き地に搬送されていました。本格的に解体が開始されました。 午後には店舗部分の約半分が姿を変えていました。 こんなにあっさりと壊されるのかと思うとやっぱり寂しい気持ちで一杯です。
周囲にはシートが張られていました。 昨日迄店舗の屋根の銅版も全て剥がされ木材だけになっていました。
3月1日 【水曜日】 雨
今日から3月。雨のスタートになりました。去年市役所との契約で
今月末日で引渡しになります。 2月頃から市から催促の電話が
再三再四ありました。 この契約が成立するまでに身体を壊し、日常生活すら侭成らない事になってしまった事を告げ、契約日はあと
一ヶ月もあり約束を守らなかったら催促されても仕方無いが、「期日迄電話するのは止めてくれ」と言いました。 あなた方の為に身体を壊した事に謝罪して欲しい位だと言いました。 

 雨が小降りになったので現場に行きました。店舗部分は殆ど解体されていました。 作業員の方と話すと雪が降ったら作業は中止だと言っていたので雨で良かったのかなあとチョッピリ複雑でした。
シートも東側にも養生されていました。
3月2日 【木曜日】 晴
昨日の雨が上がり快晴(?) 店舗部分はすっかり取り壊されました。 跡地では廃材の分別が行われていました。  約1週間で店舗部分が終了したというと、自宅部分は倍以上掛かるかもしれません。 東道路から隣家まで見通せるなんて今しかありません。外階段の手摺りも気が付くと撤去されていました。 何となく不思議なきがします。   姪っ子(小6年)は車から見て「無くなるのは嫌だ」と
ポツリと・・・  私も同じ気持ちです。東道路側のシートは外されコンクリートの基礎部分を見る事になりました。
3月3日 【金曜日】 晴
北風の吹く寒い一日でした。午後は外観も様変わりしていました
屋根瓦部分を除く銅版部分が取り除かれ、バルコニーには沢山の木材が運び出されていました。 作業終了後撮影する為に自宅に上がると内部は朝とはまるっきり変化していました。2個あった下駄箱は撤去、ドア(納戸、トイレ今迄PCで使用していた部屋、姉の部屋)もありませんでした。姉の部屋は壁も剥がされ断熱材がむき出しでした。 雨戸、換気扇、エルの犬小屋も部屋内に
積まれていました。
3月4日 【土曜日】 晴
今日は朝から晴天。作業は屋内です。東部屋はクローゼットは取り外されいました。 納戸の箪笥も撤去され西部屋の押入れが見られるようになっていました。 東南の廊下の天井が剥がされ骨組みがみられました。 未だ原型を見る事ができるのはトイレと洗面所、ユニットバスだけになってしまいました。 階段は一段だけ
変型していましたが未だ使用出来ます。 あと何日したら階段を昇る事、屋内の撮影が出来るのか・・・  本当に寂しい気持ちで
一杯です。
3月6日  【月曜日】 晴 
今日は暖かい一日でした。 現場は日毎に姿を変え
ています。 建てる時間とは比べられない程短期間で思い出の家が解体されています。 残骸を見ると本当に寂しさ、思い出が
甦ってきます。  内部は殆ど骨組みだけになり、外からも丸見えになりました。 午前と午後では本当に様子が変わって入るのには驚くばかりです。 キッチン、洗面所、トイレ以外は天井も
剥がされ柱だけとなっていました。
3月7日 【火曜日】 曇り
今にも雨が降りそうな肌寒い一日でした。 4人の作業で屋根から瓦を剥がして下に駐車してあるトラックに投げ入れていました。 午後だったので殆ど剥がされていました。 未だ内部の撮影は出来そうです。
3月8日 【水曜日】  晴
今日は北風が強かったものの暖かい日でした。 和室2部屋の部分が壊され随分姿を変えていた我が家でした。 部屋の殆どは断熱材は取り除かれ柱だけがむき出しになっていました。